新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 【パリ共同】昨年12月末にパリ郊外の病院に肺炎で入院した男性患者の保存血液を再検査した結果、新型コロナウイルスへの感染が確認されたと、病院の医師が6日までにニュース専門テレビBFMに明らかにした。

 男性は症状が出る直前に海外への渡航歴はなく、フランスで初の感染者が発表された1月24日より約1カ月前に国内でウイルスが広がり始めていた可能性がある。ただ中国・武漢での初期の感染例は昨年12月初めにさかのぼるとみられており、専門家らは「驚きはない」としている。

 男性の感染経路は不明だが、病院の医師は空港近くのスーパー勤務の妻を通じて感染した可能性を指摘している。