環境に配慮して栽培した農産物「クールベジタブル」のスイーツを販売した学生たち(亀岡市余部町・ガレリアかめおか)

環境に配慮して栽培した農産物「クールベジタブル」のスイーツを販売した学生たち(亀岡市余部町・ガレリアかめおか)

 放置竹林を活用し、環境に配慮した農法で栽培した「クールベジタブル」(クルベジ)のスイーツを龍谷大の学生が開発し、京都府亀岡市余部町のガレリアかめおかで試作品販売がこのほど行われた。学生たちはエコ野菜をアピールし、農業振興と環境保全を訴えた。

 クルベジは地球温暖化防止を目的に、炭を土壌に混ぜた農地で栽培した野菜。龍谷大は2008年から市と二酸化炭素を減らす取り組みを進めており、放置竹林から作った炭で土壌改良した農地で、3戸が米や野菜を栽培している。

 クルベジは知名度向上と販路開拓が課題になっており、龍大政策学部15人が商品開発を企画。27日には東本梅町の栽培農家中林弘一さん(49)の調理工房で、考案したスイーツを手作りした。

 販売したのは「かぼちゃパフェ」「米粉ドーナツ」、タマネギとカボチャの「ヒーロージャム」の3種類。「体に優しいドーナツ」「地球にエコでみんながヒーロー」とPRした紙を張り、客に訴え掛けた。早々に売り切れる商品もあった。

 今後、客の反応を踏まえながら改良を加え、10月に市内で開かれる農業イベントで販売する。2年岸田真柚さん(20)=京都市中京区=は「クルベジは、放置竹林と地球温暖化という難題を同時に解決できる。多くの消費者に喜ばれる商品を開発したい」と話していた。