全日本実業団駅伝で3区区間3位と好走した京都の筒井。今回は主将を務める(2018年11月、宮城県塩竃市)

全日本実業団駅伝で3区区間3位と好走した京都の筒井。今回は主将を務める(2018年11月、宮城県塩竃市)

 皇后杯第37回全国都道府県対抗女子駅伝が13日、京都市内で行われる。47チームの有力選手や意気込みを紹介する。

 <近畿>

 2年ぶりの頂点を目指す京都は充実した布陣で挑む。中心は全日本実業団駅伝5位のワコール勢で、1区3位の一山麻緒ら4人がエントリーした。主将を担う筒井咲帆(ヤマダ電機、乙訓高出)も同駅伝で3区3位と実績を積む。全国高校駅伝7位の立命館宇治高勢や、ジュニア五輪A3000メートル7位の黒田千景(桂川中)ら中学生も勢いがあり、沢井宏次監督は「前半の流れを生かし、中盤で抜け出したい」と語る。

 大阪はすでに東京五輪マラソン代表選考レース「MGC」出場を決めている松田瑞生(ダイハツ)と前田穂南(天満屋)の二枚看板を擁する。全日本大学駅伝を2連覇した名城大のスピードランナー高松智美ムセンビは1区が濃厚。大阪薫英女学院高からは5人がエントリーし、草間義彦監督は「1、2区で先行し、余裕を持ってアンカーにたすきを渡したい」と4年ぶりの優勝をうかがう。

 前回優勝の兵庫は、U20世界選手権3000メートルを制した同大在学中の田中希実(ND28AC)が1区、林田みさき(豊田自動織機)が9区の予定。全国高校駅伝5位の須磨学園高勢に加え、国体少年B1500メートルとジュニア五輪A3000メートル2冠の石松愛朱加(浜の宮中)もいる。今回から指揮を執る浜本憲秀監督は「1、2区の流れをうまくつなげば連覇も見える」と力を込める。

 滋賀は全国高校駅伝出場の比叡山高勢ら高校生が7人。京産大のエース棚池穂乃香(草津東高出)は日本学生個人選手権5000メートル2位の実力者。びわこ学院大の菅原彩乃(滋賀学園高出)にも期待がかかり、吉居克広監督は「集団が見える位置でアンカーにつなぎたい」と展望を描く。

 和歌山は、山陽女子ロードで自己記録を更新した永岡真衣(シスメックス)を9区に起用する方針。橋本奈津(京産大)ら全国高校駅伝に出場した神島高出身トリオを軸に「前半を良い位置で折り返したい」と川村栄司監督。昨年45位の奈良は、ふるさと選手の大塚英梨子(キヤノンAC九州)が引っ張る。村元雅弘監督は「序盤の流れを維持し、後半の粘りに期待」と30位台を狙う。