京都市役所

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 京都市は、認可保育所などに入所を希望しても入れない「待機児童」の4月1日時点の人数が、国基準で7年連続ゼロになったと発表した。小学校入学前の子どもに占める保育所などの利用割合は51・5%(前年度比0・9ポイント増)で過去最高となった。一方、希望する施設に入れずに利用を諦めるといった「潜在的待機児童」は444人に上る。

 4月1日時点の認可保育所などの利用人数は、計3万1300人。内訳は保育所が2万3264人、認定こども園が6436人、小規模保育事業所などが1600人。利用申し込み者数は、前年度比188人減の3万1860人だった。
 潜在的待機児童は前年度の465人から21人減った。内訳は、保育方針や自宅、職場からの距離などを理由に特定の施設を希望したケースが276人(前年度比83人減)、育児休業が終わるまで保育利用は希望しないと保護者が申し出たケースが168人(同62人増)だった。
 市内では右京区や南区、西京区、伏見区など保育需要が高まる地域がある一方、子どもの減少を背景に一部の園では定員割れが発生。本年度の定員割れ数は1754人と、5年前から697人増加している。
 市はこの1年間で民間保育園や小規模保育事業所の新設や増改築で、受け入れ枠を264人分広げた。本年度も受け入れ枠を計400人分増やす計画で、市幼保総合支援室は「保育ニーズの増加が見込まれる地域で重点的に受け入れ枠を広げていく」としている。