アマビエいちごパフェ。姿を写し人々に見せることで疫病が収まるとされており、「写真を撮ってSNSで拡散してから食べて」(京都府亀岡市千歳町・へき亭)

アマビエいちごパフェ。姿を写し人々に見せることで疫病が収まるとされており、「写真を撮ってSNSで拡散してから食べて」(京都府亀岡市千歳町・へき亭)

 疫病よけの妖怪「アマビエ」をかたどったパフェが、9日と10日、京都府亀岡市千歳町の和食店「へき亭」で販売された。亀岡産のイチゴを使用し、「新型コロナウイルスを吹き飛ばしたい」と思いを込める。

 アマビエはとがったくちばしや3本の足、うろこのような胴体など奇妙な姿をしている。特徴を出すため、イチゴを中心に、チーズや格子状の型の付いたおかき、ソフトキャンディーなどを駆使。明るい色調でさまざまな食感を楽しめる商品とした。880円。これまで明智光秀などさまざまなモチーフをパフェにしてきた同市の浅田温幸さん(63)が注文に応じ作る。

 へき亭では新型コロナウイルスの影響で、4月中旬以降、客が激減し、年間2千人近く訪れていた外国人のすし作り体験も予約が全てキャンセルになった。苦境を乗り越えるため、4月中旬から水曜と土曜に「パン教師」の資格を持つおかみの日置道代さん(67)が「山食ぱん」(1斤600円)と、直径20センチほどの「丸い葡萄(ぶどう)ぱん」(600円)の販売を開始。浅田さんと日置さんは「じっとしていられず、工夫して頑張りたい」という。