ダリケーが医療従事者に届けるプレミアムチョコ

ダリケーが医療従事者に届けるプレミアムチョコ

 最前線で新型コロナウイルスの治療にあたる京都の医療従事者に善意のチョコレートを届ける取り組みを、チョコ専門店の「Dari K(ダリケー)」(京都市北区)が始めた。原材料を仕入れるインドネシアのカカオ農家の生活支援にもつなげる。

 消費者がインターネットで注文した対象商品の金額に応じて同社が在庫のチョコを医療機関に寄付する仕組みで、購入額が3千円ならプレミアムチョコ15枚を贈る。
 同社では感染拡大の影響で売り上げが急減し在庫が増えている。原材料のカカオ豆はインドネシアの農家約500人から買い付けているが、現状では新たな契約が困難と判断。コロナ禍で豆の取引価格も下がる中、仕入れを継続して現地農家を支え、医療従事者の支援にもなるチョコの寄付を思いついた。
 チョコは、感染者を受け入れている京都府立医科大付属病院(上京区)や京都市立病院(中京区)など市内4病院にこのほど配った。今後は医療現場の課題解決を図るNPO法人まもるをまもる(下京区)と連携し、全国の病院に活動を広げていく。
 ダリケーは、パリで催される世界最高峰のチョコの展示会「サロン・デュ・ショコラ」に2015年から5年連続で出展中。吉野慶一社長は「甘いもので一息ついてもらい、少しでも癒やしになれば。医療従事者の力になれないともどかしさを感じている消費者に共感いただければうれしい」と話す。