第8管区海上保安本部(京都府舞鶴市)はこのほど、管内(福井県~島根県)で7、8月に発生したマリンレジャーの事故状況速報値を発表した。人身海難事故は58人で前年同期から9人増え、死者は11人で3人減少した。

 同本部によると、人身海難の増加は、8月18日に福井県美浜町の海水浴場で、高波のため岩場に取り残された24人を救助したのが主な要因という。持病などの影響を除く死傷を伴った人身事故は22人(前年同期34人)で、うち死者は10人(同12人)と減少。7月の天候不順で、海水浴客が少なかったのが一因とみている。

 府内の人身海難は3人で、死者は1人。8月4日、舞鶴市でシュノーケリングをしていた福知山市の男性(47)が死亡した。

 プレジャーボートや遊漁船による事故は33隻(同34隻)。府内は15隻で、エンジントラブルなど運航不能になったケースが7割近くを占めた。交通部は「地元と連携し、引き続き安全啓発に取り組む」としている。