五ケ荘地域活性化センター内にある「もったいない屋」で、手作りマスクを手にする中田代表(南丹市日吉町)

五ケ荘地域活性化センター内にある「もったいない屋」で、手作りマスクを手にする中田代表(南丹市日吉町)

 京都府南丹市日吉町の五ケ荘地域活性化センター(旧五ケ荘小)内にあり、不要になった古着や日用品などを引き取って再利用する女性グループ「もったいない屋」が、未使用の端切れやハンカチを使って手作りマスクを販売している。売り上げはマスクの材料費に使うほか、福祉団体へ寄付する予定。

 もったいない屋は1999年11月に同市内で活動を開始し、現在は同センターを拠点にしている。新型コロナウイルスの影響を受けて3月からマスク作りもスタート。
 当初は近隣住民や友人に配っていたが、仕上がりが好評だったことから4月中旬から販売し始めた。現在はグループのメンバーと地域住民ら女性5人がマスク作りに当たり、これまで60枚以上が売れたという。
 マスクの外側には端切れやハンカチを、口が当たる内側には新品のガーゼを縫い付けている。「安心して使ってほしい」との思いから、マスクが入った袋には同団体の中田貴美子代表(73)の名前と住所を書いている。
 中田さんは「厚みや大きさなど、使い手のことを考えてマスクを縫うのは楽しい。必要としている人がいるなら、今後も作りたい」と話している。マスクは1枚300円。同市美山町の原川サンクガーデンで開かれる美山やまざと市で販売しており、売り上げの一部は地元の社会福祉協議会などに届ける意向。