渋柿を搾って液を取り出す参加者ら(宮津市上世屋)

渋柿を搾って液を取り出す参加者ら(宮津市上世屋)

 里山の暮らしを体験してもらおうと活動する住民団体「世屋里山暮らし塾」による「柿渋づくり講座」が7日、京都府宮津市上世屋であった。参加者と同団体メンバーたちが渋柿から液を搾り出す作業に励んだ。

 講座は全3回。第2回のこの日はつぶして発酵させておいた渋柿約30キロから液を取り出した。参加者らは渋柿を少しずつ布袋に入れ、竹を編んだ台に力いっぱい押しつけて液を集めていた。液はかめにまとめ、液の凝固やカビの発生を防ぐためにササの葉を入れた。11月中旬まで保管し、最終回で張り子を作り、柿渋を塗る。

 8月下旬から近くの移住体験施設で生活するベルギー出身の旅行ガイド、ジュリアン・コードロンさん(29)は「日本の手作りのものが大好きで勉強したいと思って参加した。大変だけど、手を使うのは面白い」と話していた。