大津地裁

大津地裁

 滋賀県長浜市の自動車修理工場に窃盗目的で侵入し、従業員2人にけがを負わせたとして、強盗致傷罪などに問われた同市大浜町、無職の男(54)の裁判員裁判の論告が11日、大津地裁(今井輝幸裁判長)であった。検察側は懲役7年を求刑、弁護側は同罪については傷害罪が相当と訴え、結審した。判決は17日。

 検察側は論告で、被告が手袋を着け、侵入用の工具類も持っていたとし、「犯行は計画的。けがの程度も軽くない」と述べた。

 弁護側は、侵入時には財布しか所持していなかったと主張。トイレを借りただけで、窃盗目的ではなかったことなどから強盗致傷罪は成立しない、とした。

 起訴状では、昨年5月22日夜、長浜市高月町の自動車修理工場に侵入。金品を物色中に従業員の男女2人に見つかったため、女性を振り払い転倒させた上、男性を拳で数十回殴るなどし、全治2~4週間のけがを負わせた、としている。