京都府

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 高級婦人服地製造卸の外村(京都市南区)が事業停止し、自己破産を申請することが、信用交換所京都本社の調べで11日分かった。負債総額は11億8500万円と推定され、経営再建模索中に新型コロナウイルスの感染拡大に伴うアパレル市況の悪化が重なり、経営を圧迫したとみられる。


 信用交換所によると、外村は1950年、中京区で設立。「京プリント」の高級服地や婦人服を手掛け、海外有名ブランドでも服地が採用された。ピーク時の90年、91年の12月期は売上高が100億円を超えたが、バブル期の株式や不動産投資による過大な借入金が重荷となり、債務超過に陥っていた。
 19年7月期の売上高は約9億7千万円で赤字で経営再建を模索したが、コロナ禍による需要の落ち込みで資金繰りが悪化。今後の見通しが立たず判断したとみられる。