最近10年間の上位チーム

最近10年間の上位チーム

 13日に行われる第37回全国女子駅伝は愛知、大阪、京都を軸に優勝争いが展開されそうだ。3チームを追う兵庫や神奈川、東京も栄冠を狙う。実業団の有力選手を擁するチームが多数あり、序盤から激しいトップ争いやアンカーまで勝負がもつれ込む混戦が予想される。

 3年ぶりの優勝を狙う愛知は各世代から好選手がそろった。リオデジャネイロ五輪代表の鈴木亜由子(日本郵政グループ)がアンカーに控え、主要区間を予定している高校生にも力がある。

 大阪は前田穂南(天満屋)や松田瑞生(ダイハツ)、高松智美ムセンビ(名城大)を主要区間に配置する豪華な顔ぶれ。大阪薫英女学院高勢が中盤以降の区間で粘れば4年ぶりの頂点が近づく。

 2年ぶりの栄冠を目指す京都は一山麻緖らワコール勢と筒井咲帆(ヤマダ電機、乙訓高出)を軸に都大路を熟知する選手が並ぶ。チームのまとまりが強く、前回2位の悔しさもばねに中盤以降の中高生が勢いをつけたい。

 連覇が懸かる兵庫は1区予定の田中希実(ND28AC)や須磨学園高勢、中学生らのスピードランナーで貯金をつくりたい。神奈川は全日本実業団駅伝2連覇のパナソニック勢を主要区間に並べ、高校生も力がある。東京はアンカー予定の新谷仁美(ナイキTOKYOTC)が強力。高校生も粒ぞろいで躍進を予感させる。

 入賞争いも激戦だ。静岡は各世代のバランスがよく中学生は全国トップ級。長野は全国高校駅伝2位の長野東高勢と全日本大学駅伝2連覇の名城大勢に勢いがある。鹿児島は全国高校駅伝優勝の神村学園高勢ら高校生が強い。岡山は天満屋勢が安定する。長崎は野上恵子(十八銀行)と広中璃梨佳(長崎商高)で浮上を狙う。実業団と大学生にスピードがある群馬や千葉、さらに福岡、広島も入賞をうかがう。

 滋賀は京産大エースの棚池穂乃香(草津東高出)と比叡山高勢を軸に一つでも上を目指す。高知の前回1区区間賞の鍋島莉奈(日本郵政グループ)の走りにも注目が集まる。