表の数字の単位は百万円。

表の数字の単位は百万円。

 グンゼが5日に発表した2018年9月中間決算は、純利益が25億円と前年同期比0・4%の微増だった。夏場の猛暑を受け主力のアパレルでインナーや靴下の販売が苦戦した一方、飲料品用プラスチックフィルムが伸び、増収を確保した。

 売上高は1・1%増の685億円。アパレル事業は地震や台風などの自然災害で店頭販売が落ち込み、販路開拓に伴うコスト増で営業利益は34・4%減少した。機能ソリューション事業は、プラスチックフィルムの原材料高騰で利益を圧迫したものの、飲料用やナイロンフィルムがけん引し、アパレルの落ち込みを補った。

 特別利益として、兵庫県養父市の旧工場跡地と有価証券の売却益計8億2700万円を計上。ただ、海外関係会社の株式売却損などで相殺され、純利益は微増にとどまった。

 下期は、秋冬インナーなどの新商品を投入し、アパレルの盛り返しを期待。19年3月期の増収増益予想を維持した。大阪市内で記者会見した廣地厚社長は「今夏は素足のファッションスタイルが増えて、靴下やパンストの需要が落ちた。靴下はヒット商品が出ておらず、トレンドもシンプルなものに回帰している」と分析した。