厳しい残暑に見舞われた10日、京都府や滋賀県では最高気温が35度を超えて猛暑日となる地域が相次いだ。熱中症による救急搬送も多く、草津市では校外学習の稲刈りをしていた小学生10人が頭痛やおう吐などを訴えるなど、京都・滋賀で計29人が病院などに運ばれた。

 京都地方気象台によると、府内の最高気温は京都市中京区で平年より6・1度高い36・2度に達し、3日連続の猛暑日に。京田辺市でも35・9度、舞鶴市も35・1度を記録した。府内各消防の調べでは、熱中症の疑いで搬送された人は計10人で、いずれも軽症。

 また彦根地方気象台によると、東近江市で平年より7・2度高い36・0度を記録したほか、甲賀市土山町で34・8度、大津市で34・4度となった。

 この暑さで、午前10時35分ごろ、草津市集町の田んぼで、稲刈りをしていた同市の笠縫東小の5年生10人が頭痛やおう吐、めまいなどを訴えて搬送された。いずれも軽症という。

 同小と市教委によると、5年生80人が午前9時50分ごろ作業を始め、約30分過ぎたころから児童6人が次々と体調不良を訴え、作業中止後もさらに4人が帰校途中に頭痛などを訴えて搬送された。ほかにも12人が体調不良を訴えたという。同日朝に、熱中症の危険性を示す「暑さ指数」が「危険レベル」でなかったことから実施を決めたという。

 県内の各消防によると、このほか計9人が熱中症の疑いで搬送されたが、いずれも軽症という。