バレーボールの全日本高校選手権は12日、調布市武蔵野の森総合スポーツプラザで男女の準決勝4試合を行い、男子は前回準優勝の洛南(京都)が、昨夏の全国高校総体王者の市尼崎(兵庫)に3-0で快勝し、2年連続の決勝進出を決めた。清風(大阪)は前回優勝の鎮西(熊本)を3-0で破り初めて決勝に進んだ。

 女子は東九州龍谷(大分)と金蘭会(大阪)が決勝進出を決めた。

 男子決勝は13日11時半から行われる。

 男子の洛南は、昨夏の全国高校総体(IH)決勝の悪夢を完全に振り払った。2セットを連取した第3セット。IHで惜敗した市尼崎に3連続ポイントを許し24-23と追い上げられた。だが、エース大塚の自信は揺るがない。「自分が決めないと意味ない」。レフトから相手のレシーブをはじく強烈なスパイクを決め、成長の跡を見せつけた。

 得点源の大塚、垂水が相手の高いブロックにつかまっても、ミドルブロッカーの中島、溝井がセンターから得点を奪った。各スパイカーの個性に合わせたブロックとレシーブも徹底。中島は「『これが洛南のバレー』というより、相手に合わせて臨機応変にやるのがこのチーム」と胸を張った。

 山本主将は「楽しくやったほうが良いプレーができる。しっかり勝ちたい」。最後のタイトル奪取に向け、力強く語った。