4年前の優勝の再現を誓う大阪の選手たち

4年前の優勝の再現を誓う大阪の選手たち

 4年ぶり4度目の頂点を目指す大阪は、1区の高松智美ムセンビ(名城大)をはじめ序盤から隙のないオーダーで臨む。各チームのエース級がそろう1区に初めて挑む高松は「後半の上りでどこまでいけるか分からないけど粘りたい。上位で渡して流れをつくれたらいいな」とさわやかに話した。

 2区に21歳の前田梨乃(豊田自動織機)、4区に松田瑞生(ダイハツ)の実力者が並び、好位置でのたすきリレーが期待される。5区の村尾綾香(大阪薫英女学院高、桂中出)は「世界で活躍する先輩たちと一緒に走れることがうれしい。先頭でもらうたすきを予想しているので、勢いをつなぎたい」と闘志を燃やす。

 9区には前田穂南(天満屋)も控え、草間義彦監督は「各世代で力のある選手が集まってくれた」と自信をのぞかせる。

 過去最高の4位以内を目指す東京は、ロンドン五輪代表の新谷仁美(ナイキTOKYOTC)ら豪華な布陣で臨む。中村孝生監督は「序盤で流れをつかみ、中高生区間で我慢の走りができれば勝利の女神はほほえむ」と戴冠も視野に見据える。

 2区の卜部蘭(ナイキTOKYOTC)は日本選手権1500メートル2位のスピードが持ち味。「前半の勢いが後輩たちのパワーになる」と話す。初の都大路となる6区の五日市莉歩(順天高)は「憧れの先輩からたすきを受けるのが楽しみ」と思いを込めた走りを誓う。

 前回3位の長崎は、前回の4区で2年連続区間賞に輝いた広中璃梨佳(長崎商高)を1区に起用する。昨年末の全国高校駅伝では同じ1区で歴代3位の19分1秒をマークした有望株に、藤永佳子監督は「高校駅伝の疲労はあると思うが、本人らしい走りをしてくれたら」と託す。

 前回5区区間賞の森智香子(積水化学)ら実業団の2選手は状態が上がらず控えに回った。目標の4年連続入賞には中高生の奮起が鍵で、アンカーを務めるベテランの野上恵子(十八銀行)は「伸び伸びと走ってほしい」と期待した。