滋賀県立大生の有志が製作したアスレチックジム(多賀町・高取山ふれあい公園)

滋賀県立大生の有志が製作したアスレチックジム(多賀町・高取山ふれあい公園)

 滋賀県立大の学生有志が滋賀県多賀町藤瀬の高取山ふれあい公園に木造のアスレチックジムを製作し、11日に披露した。同町産の木材を使用し、段差やロープで上り下りを楽しめる。「安全性に気を付けて設計した。子どもたちに楽しく使ってほしい」としている。

 環境科学部環境建築デザイン学科を中心に1~3年生77人が所属する団体「木匠(もくしょう)塾」が、建築家で非常勤講師の中西茂行塾長(61)の指導を受け、今春から取り組んできた。公園では2005年にも同塾生らが遊具を作っており、老朽化していたため新設することになった。

 これまでに飛行機型の小型遊具を作って公園に置いたほか、10種類以上の設計図案を出して町や管理組合と協議を重ねた。町中央公民館の建設に使われた同町産未利用材の提供を受け、今月1日から園内の施設に泊まって木材加工などの作業に励んできた。

 遊具は、縦、横、高さとも5~6メートル。斜面上に敷いたコンクリート土台の上で木材を組み立てた。さまざまな高さの踊り場があり、階段やロープで行き来できる。同学科3年村橋碧空さん(21)は「遊びやすいように斜面に建てようとしたため高い技術が必要になったが、いいものができたと思う」と喜んだ。