昨年の西日本豪雨によって崩落した町道池ケ成線(左、2018年7月25日、京都府与謝野町温江)、工事を終えた「よさの大江山登山マラソン」の縦走コースとなる町道池ケ成線

昨年の西日本豪雨によって崩落した町道池ケ成線(左、2018年7月25日、京都府与謝野町温江)、工事を終えた「よさの大江山登山マラソン」の縦走コースとなる町道池ケ成線

 2017年の台風や昨年の西日本豪雨で2年連続中止した「よさの大江山登山マラソン」(実行委員会主催)が15日、京都府与謝野町で開かれる。8月末には被害を受けた縦走コース上の町道が復旧し、大会に向けた準備が進んでいる。

 千丈ケ嶽(標高832メートル)など大江山連峰を駆ける「大江山縦走コース」(23・5キロ)など計3コースがある。旧加悦町時代の1990年から続き、2016年は1042人が参加するなど町の一大イベントとなっている。

 しかし17年は台風18号接近の影響で中止に。その後10月の台風21号に伴う豪雨でコースとなる町道池ケ成線が寸断された。

 町は18年2月に復旧に着手したが7月の西日本豪雨で再度被災した。12月から再度復旧に着手し今年8月30日に一部作業を残して完成した。総工費は計1億3600万円。

 3年ぶりの開催に向けて、住民の間でも快くランナーを招く準備が進む。地元農家らでつくる「あつえ夢ファーム」のメンバーは9月11日までに大江山連峰の鍋塚から池ケ成公園(同町温江)にかけて除草作業を行った。大会出場経験がある青木順一代表(71)は「遠方から来る人もいる。気持ちよく走ってほしい」と話す。

 今年は3コースに計835人がエントリーした。実行委事務局の同町教育委員会社会教育課は「沿道から選手を応援してほしい」と盛り上げに期待している。