各国のかやぶき職人が集う「国際茅葺(かやぶ)き会議2019日本大会」が今年5月、岐阜県白川村の合掌造り集落と南丹市美山町北のかやぶきの里を主会場に開かれる。日本をはじめ欧州など7カ国の職人らが参加し、フォーラムやワークショップを通じてかやぶき文化を世界へ発信する。

 普遍的な技術・文化であるかやぶきの伝承と再生を目的にイギリス、オランダ、ドイツ、スウェーデン、南アフリカ、デンマークと日本で「国際茅葺き協会」を組織し、11年から持ち回りで大会を開いている。6回目の今回は日本茅葺き文化協会(茨城県つくば市)などが主催。海外からの150人を含め400人以上が参加する。

 開催期間は5月17日~23日で、18、19両日は白川村で国際フォーラムを催し、かやぶきの現状と未来について議論し、合掌造りの屋根を200人がかりでふく。21日は美山町のかやぶきの里で、屋根ふき体験と、職人がカヤ束の遠投と正確さを競う「カヤリンピック」が実施される。

 期間中、京都市の檜皮(ひわだ)ぶき社寺や神戸市の農村歌舞伎舞台の見学も行われる。