ホルダーの大きさに合わせ、キッチンペーパーをひだが下向きになるように折ってマスクを作る

ホルダーの大きさに合わせ、キッチンペーパーをひだが下向きになるように折ってマスクを作る

革製のホルダーで作った簡易マスクを装着した状態。琵琶湖の形の印(ボタンの横)を入れるなど見た目も工夫した=高島市安曇川町四津川・ノホリワークス

革製のホルダーで作った簡易マスクを装着した状態。琵琶湖の形の印(ボタンの横)を入れるなど見た目も工夫した=高島市安曇川町四津川・ノホリワークス

 新型コロナウイルスの感染拡大でマスクが品薄になる中、滋賀県高島市の革製品職人の男性が、折りたたんだキッチンペーパーの両端を挟んで簡易マスクを作るための革製ホルダーを考案し、感染対策にと販売している。

 同市安曇川町四津川で革製品工房「ノホリワークス」を営む板楠利治さん(44)。「あり合わせの材料でマスクを作れる商品ができないか」と、2月下旬から約1カ月間、試作を繰り返した。

 完成した「マスクレザーホルダー」は、折りたたんだキッチンペーパーの両端をゴムひもと一緒に左右の牛革製ホルダーに挟み、金属製ボタンで固定して使う。革を巻き込むようにして挟むため、ボタンが直接肌に触れない構造になっている。

 妻の美津子さん(43)から「見た目がおしゃれで、取り外ししやすい品に」との助言を受け、革の厚さや形状、ボタンの大きさ、装着感を工夫。商品の一部に琵琶湖の形をあしらった印を入れた。板楠さんは「使い勝手と見栄えが良い、革ならではの製品に仕上げた」と胸を張る。

 美津子さんは「キッチンペーパーで口を覆うだけでは心配な人のために」と、マスクの内側に市販の茶こし用パックなどを挟み込む方法を勧める。

 ホルダーは左右セットで1200円。同工房は午後1~5時。原則火曜定休。問い合わせはメールで。nohoriworks@gmail.com