1930年のカナダ遠征で日本代表が着用したジャージー(右)などが展示されている(京都市左京区・下鴨神社)

1930年のカナダ遠征で日本代表が着用したジャージー(右)などが展示されている(京都市左京区・下鴨神社)

 京都市左京区の下鴨神社資料館秀穂舎(しゅうすいしゃ)で、ラグビーワールドカップ(W杯)日本開催を祝した企画展が開かれている。同神社が関西ラグビー発祥の地とされており、初代「桜のジャージー」や60年以上前のスパイクなど、日本ラグビーの歩みを伝える品々を展示している。
 企画展には関西ラグビーフットボール協会の坂田好弘会長所蔵のジャージーやスパイクなどラグビー関連資料のほか、蹴鞠(けまり)や相撲など同神社と関わりの深い「競技」に焦点をあてた計約30点を集めた。
 関西でのラグビーは1910年、下鴨神社境内の「糺の森」で旧制三高(現京都大)の学生が慶応義塾(現慶応大)の学生に教わり、普及したとされる。
 展示品には、30年に日本代表が初結成された際、カナダ遠征で選手が着用した初代「桜のジャージー」やブレザーなど、日本ラグビーの草創期を伝える貴重な品々も並ぶ。
 1930(昭和5)年9月、日本ラグビー初となる代表チームがカナダに遠征した。監督は京都大出身の香山蕃(しげる)さん(元日本ラグビー協会長)。桜のエンブレムはジャージーの左胸に刻まれ、つぼみ、半開き、開花の三つが並んでいた。
 また、今夏開催のパシフィック・ネーションズカップや2015年W杯出場選手のサイン入りジャージーなども見られる。11月10日まで。有料。