マスクを着けて参拝客を迎える木彫りの猿(南丹市八木町・京都帝釈天)

マスクを着けて参拝客を迎える木彫りの猿(南丹市八木町・京都帝釈天)

 京都府南丹市八木町船枝の京都帝釈天で、マスク姿の木彫りの猿が参拝客を出迎えている。新型コロナウイルスの猛威が一日も早く「去る」ことを願っているようだ。

 「庚申(こうしん)さん」と呼ばれ、長年愛されている同帝釈天では、猿は本尊である帝釈天の使いとして伝承されている。彫刻は松の木でできており、25年ほど前に地元住民から寄付されたという。

 同帝釈天によると木彫りの猿がマスクを着けているのを確認したのは9日午前。訪れた参拝客が着けたのではないかとみている。

 同帝釈天の鈴木顕道山主(58)は「たくさんの人がコロナ終息を願っている気持ちの表れなのではないか」と話した。