石山寺門前に設置された巨大な青鬼像を写真に収める市民ら(大津市石山寺1丁目)

石山寺門前に設置された巨大な青鬼像を写真に収める市民ら(大津市石山寺1丁目)

 大津市石山寺1丁目の石山寺門前の公園に、巨大な青鬼像がお目見えした。寺の中興の祖で、死後は鬼となって寺を守り、人々のために魔を払うと誓った高僧・朗澄律師(ろうちょうりっし)の化身を表現。新型コロナウイルスの収束を願う市民らが見上げている。17日まで。

 青鬼像は高さ約5メートル。体は境内の杉で覆われ、左手の数珠と腹にある「佛」の文字は、僧の心を持っていることを示す。8日に寺や石山観光協会職員らで作った。毎年5月には、朗澄律師をしのぶ青鬼まつりが営まれ、招福を願う法要などがあるが、寺はコロナの影響で今月末まで拝観停止中。せめて像だけでも見てもらおうと、通りから見やすい公園に設置した。
 同寺責任役員の鷲尾龍華さん(32)は「お参りいただけず残念だが、鬼さんにコロナの収束を祈っていただければ」と話し、散歩で訪れた女性(71)=同市=は「コロナは想像以上に広がった。青鬼にコロナを払ってもらいたい」と願った。