完成した京都府警本部の新庁舎(京都市上京区)

完成した京都府警本部の新庁舎(京都市上京区)

報道陣に公開された京都府警本部新庁舎のロビー

報道陣に公開された京都府警本部新庁舎のロビー

 京都府警本部の新庁舎(京都市上京区下長者町通新町西入ル)が完成し、13日、報道機関に公開された。災害時の対応拠点としての機能を重視し、免震構造や地下の貯水槽を備えた。6月から供用を始める。

 旧庁舎は耐震性が不足していたため、2017年から建設を進めていた。新庁舎は地上6階、地下2階建てで延べ約2万7700平方メートル。現在の本館・別館(ともに上京区)と比べて床面積は1・5倍になる。敷地面積は約5800平方メートルで、総工費約117億円。近隣の日照権に配慮して外観は階段状のデザインとし、1階エントランスの壁面などには京都産のスギ材を使った。最大震度7の揺れも軽減できる免震構造で、非常用発電や浄水装置も備えた。

 現在、本館に入る管理部門が今月末に移転し、別館や京都リサーチパーク(下京区)にある捜査部門などは9月中に移る。最終的に新庁舎で約1500人が勤務する。府警会計課は「府民の安心安全を守る警察活動の拠点として運用していく」としている。

 1927年築で、全国の都道府県警で最も古い本館は改修工事の後、文化庁が移転する。別館は来年度以降に取り壊す予定。