冷感マスクカバーと考案者の加藤さん(京都市右京区)

冷感マスクカバーと考案者の加藤さん(京都市右京区)

 京都市右京区の寝具・生活雑貨店「プラッツ」が、着用するとひんやりとした感触がするマスクカバーを製造、販売している。店主の加藤就一さん(56)が、日本より先に新型コロナウイルスの感染が拡大した中国の友人から「暑くてマスクをつけるのが息苦しい」と相談を受けたのをきっかけに商品化した。

 今夏は多くの人がマスク着用を続けるとみられる。専門家から、マスクによって熱が体内にこもりやすくなり、熱中症の危険性が高まるとの指摘が出ている。
 カバーには、夏用の寝具や肌着に使われる「接触冷感」と呼ばれる性質のある素材を使用した。使い方は市販の使い捨てマスクを筒状のカバーの中に通すだけ。通気性もあり、繰り返し洗えて、冷たい効果も落ちない、という。
 加藤さんは3月上旬、京都市より気温の高い中国・広東省の友人から、暑くてマスクが不快との相談を受け、「今後日本でも同じ悩みが出るはず」と開発に着手。試作を重ね、5月上旬から売り出している。「これからの暑い時期も快適に過ごせるはず。中に入れるマスクも直接顔に触れないので複数回使えて節約になる」と、出来に自信をのぞかせる。
 色はグレー、ベージュ、白の3種類で、1枚税込み1980円。店頭のほか通販サイトで販売する。同店075(861)1721。