京都府が無電柱化事業を始める府道宇治淀線(宇治市宇治)

京都府が無電柱化事業を始める府道宇治淀線(宇治市宇治)

 京都府山城広域振興局は14日、府が管内で実施する2020年度の公共工事について発表した。宇治市のJR宇治駅東側から宇治橋西詰までの府道宇治淀線約400メートルを無電柱化する事業を始める。1本南側の宇治橋通はすでに無電柱化済みのため、一帯の景観向上が期待できそうだ。

 建設交通部関係が229億8400万円で前年度比87・6%。農林水産部関係が5億7200万円で同60%。
 道路に関しては、宇治市の府道宇治淀線で始める無電柱化事業は電線を地中に埋め込み、22年度に完了予定。20年度は詳細設計を行い、1千万円を計上した。同振興局は「災害時の緊急輸送道路で、観光客も多い場所のため景観面からも必要だ」とする。
 南山城村北大河原の国道163号では府道月ケ瀬今山線との交差点が鋭角だったため直角にし、歩道も整備して安全性を高める事業が20年度に完了する。
 防災に関しては、12年8月の府南部豪雨で被害が出た宇治市木幡の弥陀次郎川で、砂防堰堤(えんてい)の本体部分が20年度に完成する。全体の完成は22年度になる。
 和束町の和束川では20年度からしゅんせつ工事を始める。同町門前から同町石寺までの計1650メートルが対象で、24年度に完了させる。事業費は1億2千万円。