心誠くんが生まれたとき、長男がつけていた記録。名前の意味には「うそのない誠の心」と書かれていた(画像の一部を加工しています)

心誠くんが生まれたとき、長男がつけていた記録。名前の意味には「うそのない誠の心」と書かれていた(画像の一部を加工しています)

 大津市北比良の国道161号で5月、飲酒運転の車がワゴン車に衝突し5人が死傷した事故があった。ワゴン車で亡くなった富山県砺波市の小学4年、心誠(しんせい)君(9)は、4年生になって毎日日記をつけていた。チューリップが大好きで、父親の安全運転にも気を配る優しい人柄が伝わる日記を、両親が見せてくれた。(一部抜粋、原文ママ)

   

 □4月16日「チューリップ畑」

 今日スイミングに行くと中、チューリップ畑がありました。つぼみが多かったけれどさいているものもありました。黄色、赤、ピンク、白、オレンジ、ムラサキ色がカラフルできれいでした。

 ぼくの心は春の色になりました。

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 今年のゴールデンウィーク、福井県の祖父母宅に一家で遊びに行っていた。運転の父親に「疲れてない」と気を遣うこともあったという。

 □5月2日「高速道路」

 今日ふくいに行くため高速道路にのりました。ゴールデンウィークだから県がいの車がたくさん走ってました。サービスエリアの中はまんしゃで入り口はじゅうたいしていました。だからお父さんは気をつけて運転していました。

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 事故前日まで、心誠くんは祖父母宅で遊んでいた。日記の最後に、京都行きを楽しみにしていたことが記されていた。

 □5月3日「いとこと遊んだこと」

 今日福いのおじいちゃんとおばあちゃんの家にいきました。福いのおじいちゃんおばあちゃんのペットの犬と遊びました。次に宿題をお父さんとやりました。終わるころに、いとこが来ました。カードゲームをしました。次にゲームをした後にいとことドッジボールをしました。

 あしたはもっと楽しくなるといいです。