放生行事で金魚を川に放つ子どもたち(八幡市八幡・安居橋近く)

放生行事で金魚を川に放つ子どもたち(八幡市八幡・安居橋近く)

 京都府八幡市八幡の石清水八幡宮で15日未明から夜にかけ、「石清水祭」が執り行われた。朝には山麓の放生川で放生行事があり、生命尊重を祈って神職や参列者らが魚を放った。

 同祭は、863(貞観5)年に「石清水放生会」として生き物の霊を慰めたのが起源とされる。948(天暦2)年に天皇の勅使が供え物を届ける勅祭になったと伝えられ、京都の葵祭、奈良の春日祭とともに日本の三大勅祭の一つとされている。

 午前3時ごろ、神霊を載せた鳳輦(ほうれん)3基が本殿を出発。麓の頓宮で儀式を行った。8時すぎからは頓宮に近い安居橋周辺で放生行事が営まれ、関係者が生きとし生けるものの平安と幸福を願い、放生川に金魚を放った。

 チョウの羽飾りをつけた子どもによる「胡蝶(こちょう)の舞」の奉納もあり、大勢の見物客がカメラを構えた。