社頭の儀で御祭文を読み上げる勅使(15日午前11時13分、京都市左京区・下鴨神社)

社頭の儀で御祭文を読み上げる勅使(15日午前11時13分、京都市左京区・下鴨神社)

 京都三大祭りの一つの葵祭が15日に行われた。平安絵巻を再現した行列行事「路頭の儀」は、新型コロナウイルス感染拡大防止のために中止となった。

 京都市左京区の下鴨神社では、神事「社頭の儀」を、神職や関係者だけで営んだ。勅使が国家安泰を祈る祭文を読み上げた。
 下鴨神社と上賀茂神社(北区)の例祭「賀茂祭」にあたり、平安時代の「源氏物語」にも登場する。祭りの奉仕者が、アオイを身につけていることから葵祭と呼ばれるようになった。
 例年は、ヒロインの斎王代などの行列が京都御苑(上京区)から下鴨、上賀茂両神社へと新緑の都大路を進む。観覧席や沿道を多くの人たちが埋める。