たすきを受け、駆け出す大阪4区の松田(第3中継所)

たすきを受け、駆け出す大阪4区の松田(第3中継所)

 世界を狙うその目が、鋭さを増した。

 全国女子駅伝、大阪4区の松田瑞生(ダイハツ)は昨年12月から「オフ期間中」と話していた。だが中学生からたすきを受けると、表情が急変した。

 軽快に飛び出すと、上りを全く苦にしない高速ピッチで4キロを押し切った。計り知れない潜在能力を感じさせる区間2位。レース後は持ち前の明るさで笑顔を振りまき、ファンや家族と記念撮影で盛り上がった。「練習不足で不安だらけだったけど、気持ちを吹っ切った。思いっきり京都を楽しもう、と。あさってからオーストラリア(旅行)なんです!」。笑顔がはじけた。

 復活を期す日本女子マラソンの次代を担うエースとして期待される。9月のMGCを見据えて、2月から米国合宿に突入する。3カ月に及ぶ初めての長期合宿となる見込みで、マラソン代表の座をつかむために極限まで追い込む覚悟だ。

 「MGCは勝たないといけない。勝ちます。見ていてください」。大きな瞳の奥が光った。