夜明け前に100キロコースのスタートを切るランナーたち(京丹後市網野町・アミティ丹後)[LF]

夜明け前に100キロコースのスタートを切るランナーたち(京丹後市網野町・アミティ丹後)[LF]

険しい山道を駆け上がるランナーたち(与謝野町与謝)

険しい山道を駆け上がるランナーたち(与謝野町与謝)

 初秋の京都・丹後を舞台に「丹後100キロウルトラマラソン」(京丹後市)と「よさの大江山登山マラソン」(与謝野町)が15日開かれた。全国から集まったランナーが晴れ渡る空の下、海や山、自然豊かな丹後路を駆け抜けた。

 19回目を迎えたウルトラマラソンは、今年は全国で開催中の「ウルトラマラソン世界遺産シリーズ」の一環で開催された。アミティ丹後(網野町)を主会場に100キロと60キロの部があり、国内外から過去最多の3340人がエントリーした。

 100キロコースは午前4時半に号砲が鳴った。ランナーたちが、小天橋や琴引浜などの海沿いと碇高原などの山中を走り、爽やかな汗を流した。

 3年ぶりの出場で3度目の優勝を果たした会社員石川佳彦さん(31)=徳島県=は「海や山、高低差があり、沿道での応援もあって好きなレース。優勝できて楽しい走りができた」と話していた。

 よさの大江山登山マラソンは、台風や西日本豪雨による被災を乗り越え3年ぶりに開催された。標高832メートルの千丈ケ嶽など大江山連峰を駆ける恒例の縦走コース(23・5キロ)やちりめん街道コース(10キロ)などに734人が出場した。参加者たちはアップダウンの激しい山道を懸命に走り、ゴールを目指した。

 優勝したのは、山岳などを駆け上がるスカイランニングの世界大会などで活躍する南丹高3年の近江竜之介さん(18)=京都市西京区=。大江山の縦走コースは初挑戦といい「父が走っていたレース。体が重くていい走りではなかったが、1位だったのは素直にうれしい」と喜んだ。