暗殺された八木邸で行われた芹沢鴨の法要(京都市中京区)

暗殺された八木邸で行われた芹沢鴨の法要(京都市中京区)

 幕末の京都で活躍した新選組の筆頭局長芹沢鴨をしのぶ法要が16日、京都市中京区の八木邸で営まれた。約30人の参列者が、激動の時代を生きた芹沢をしのんだ。

 新選組の屯所だった八木家と京都新選組同好会が主催。芹沢は文久3(1863)年9月、八木邸内で暗殺された。功績を顕彰しようと、内々で行ってきた法要を2014年から公に営んでいる。

 法要には八木家次期当主の八木勢一郎さん(49)や会員らが参列した。読経の中、焼香して静かに手を合わせて芹沢に思いをはせた。八木さんは「多くの人に今もしのんでもらい、芹沢も喜んでいるだろう。これからも法要を続けていきたい」と話した。

 水戸藩出身の芹沢は、1863年に清河八郎の浪士隊に加わり入洛。清河が江戸に戻った後も近藤勇や土方歳三らと京都に残り、壬生浪士組(新選組の前身)の筆頭局長を務めたが、近藤らと対立し、八木邸で暗殺された。