くじ取り式で一番くじを引き当てた孔明祈水山の橋本さん(16日午前9時43分、大津市京町3丁目・天孫神社)

くじ取り式で一番くじを引き当てた孔明祈水山の橋本さん(16日午前9時43分、大津市京町3丁目・天孫神社)

 国の重要無形民俗文化財の大津祭で、本祭の曳山(ひきやま)巡行順を決めるくじ取り式が16日、大津市京町3丁目の天孫神社で行われた。令和初の「一番くじ」は孔明祈水山(こうめいきすいざん)(中堀町)が引き当て、毎年先導する「くじ取らず」の西行桜狸山(さいぎょうざくらたぬきやま)に続き、巡行する。

 関係者ら約100人が見守る中、かみしも姿の曳山責任者らが、事前にくじで決めた順番で本殿に上がり、厳かな表情で本くじと御幣を手に取った。その後、境内の舞殿で一斉に本くじを開き、一番から順に町と曳山を名乗った。

 7年ぶりに一番くじを手にした孔明祈水山の曳山責任者橋本明さん(71)は、「令和元年に一番を引けてうれしい。曳山の幕も新調したので良いお披露目になる」と喜びを語った。

 同日夜からは各町で囃子(はやし)の練習も始まった。曳山を組み立てる「山建て」は10月6日にあり、12日に宵宮、13日に本祭を迎える。