チョコが出産した子ヤギ(京都府長岡京市金ケ原)

チョコが出産した子ヤギ(京都府長岡京市金ケ原)

 京都府長岡京市金ケ原の農業湯川ちかこさん(70)方でこのほど、飼育していたヤギが子どもを産んだ。妊娠を知らずに譲り受けたヤギの突然の出産に家族や近所の住民らは驚く一方、かわいい子ヤギの誕生に心を和ませている。

  湯川さんは生き物が好きでニワトリやウズラを飼育している。ヤギは最初、昨年12月に雄1頭を兵庫県の淡路島の獣医師から譲ってもらったが、予想以上に大きくなって手に負えず、今年4月に返した。

 しかし、ヤギを飼育したいとの思いを諦めきれず、湯川さんは5月に再度、淡路島で雌1頭を譲り受け、「チョコ」と名付けて育てた。

 チョコは毎日、畑の雑草などを元気に食べ、湯川さんは「食べ過ぎで少し太り気味」と思っていたが、今月12日早朝に庭の小屋を開けると、子ヤギが産まれているのを発見した。「子ヤギはすでに毛が乾き、元気にチョコのお乳を吸っていた」と話す。

 チョコを譲ってもらった際に獣医師から妊娠しているのを知らされず、体も小さく子ヤギと聞いていたことから、湯川さんは「まさか子どもを産むとは思ってもいなかった」と話す。

 子ヤギは茶色の毛が混ざったチョコと違い、全身が真っ白で雄だったことから、湯川さんは「最初に返したヤギが戻ってきてくれたよう」と喜んでいる。