新型コロナウイルスへの感染を心配し、乳幼児の健康診断や定期予防接種を延期しようかと迷う保護者は多い。だが日本小児科医会は「先延ばししているうちに、本来ワクチンで予防できる感染症にかかる恐れがある」として、スケジュール通りの実施を呼び掛けている。

 乳児は生後間もない時期から健診やB型肝炎、ポリオ、BCGなどさまざまな定期予防接種を受けることになっている。

 同医会によると、小児科は部屋や時間を分けて健診を実施するなど感染症を防ぐ措置を取っている。事前に予約することで、より安全に受診できるという。

 子どもの生活や接し方については、いわゆる「3密」を避けた外遊びや小まめな手洗い、早寝早起きの生活リズム確保が重要だと強調。その上で、子どもを安心させるような声掛けが大事だとして「手を洗わないと駄目」ではなく「手を洗えば大丈夫」と言おうと助言している。