2センチほどに育ったテナガエビを養殖用の水槽に移す海洋高の生徒(京都府福知山市大江町公庄)

2センチほどに育ったテナガエビを養殖用の水槽に移す海洋高の生徒(京都府福知山市大江町公庄)

 テナガエビの特産化を京都府福知山市大江町で目指す地元民らがこのほど、海洋高(宮津市)から稚エビ1650匹の提供を受け、3度目の養殖実験を始めた。過去2年間は失敗続きで、「今年こそは」と再起を誓った。

 実験は「大江まちづくり住民協議会」が2017年から続けている。この2年間は水温の変化や共食い、設備の故障などに対応できず、大半のエビを死滅させてしまっていた。

 海洋高マリンバイオ部の生徒らが大江町公庄の養殖場をこの日訪れ、2センチほどの稚エビを水槽に放った。協議会の佐古明勇さん(67)は「昨年よりも多くのエビを大きく育てて、実験を成功させたい」と、元気よく泳ぎ回る稚エビを見守っていた。