秋葉蓮ちゃん(右)に心肺蘇生を施した中村さん(左)と山田さん(左から2人目)=大津市真野2丁目・大津北署

秋葉蓮ちゃん(右)に心肺蘇生を施した中村さん(左)と山田さん(左から2人目)=大津市真野2丁目・大津北署

 8月に琵琶湖で溺れた男児を適切な救命処置で救ったとして、大津北署と大津市消防局はこのほど、京都市の女性らに感謝状を贈った。贈呈式には元気になった男児も同席した。

 感謝状が贈られるのは、千葉県船橋市の助産師山田富士子さん(38)、山科区の会社員中村友香さん(35)、上京区の看護師黒﨑馨子さん(35)。

 山田さんは帰省中の8月10日、大津市北小松の北小松水泳場で遊泳中に、うつぶせで浮いている秋葉蓮ちゃん(4)=右京区=に気づいた。呼吸も脈もなく、岸に引き上げて心臓マッサージを開始。同時に中村さんも人工呼吸を施し、続いて黒﨑さんが心臓マッサージを引き継いだ。

 蓮ちゃんは約1分で息を吹き返した。5日後に意識を回復、17日後に退院し、今はすっかり元気になった。

 大津北署で行われた贈呈式には、蓮ちゃんと母親(24)も立ち会った。山田さんは「よかったね、こんなに元気になって」と目を細め、母親と会社同僚の中村さんは「人工呼吸は運転免許取得時に練習しただけだったが、必死でした」と振り返った。黒﨑さんには24日に感謝状が渡される。