真剣な表情で魚料理を仕上げる学生たち(京都府舞鶴市長浜・海上保安学校)

真剣な表情で魚料理を仕上げる学生たち(京都府舞鶴市長浜・海上保安学校)

 海上保安学校(京都府舞鶴市長浜)でこのほど、今月末に卒業を控える船舶運航システム課程主計コースの学生が、フランス料理の調理実習を行った。学生たちが1年間かけて磨いた料理の腕を、同校幹部職員らに披露した。

 同コースの学生らは卒業後、巡視船艇に配属され主に調理を担う。乗員だけでなく来客にも料理を振る舞うこともあるという。この日は、昨年10月の入学以降44回にわたる実習の総仕上げとして行った。

 同校の敷地で採れた梅を使った食前酒から、万願寺甘とうのチーズ詰めを添えたローストビーフ、デザート盛り合わせまで、フルコースのメニューは学生が中心となって考案。それぞれが担当する品を真剣な面持ちで作り、粟津秀哉学校長や第8管区海上保安本部の伊藤裕康本部長らに提供した。

 デザート担当の小林杏さん(19)は「盛り付けのバランスなど試行錯誤しながら丁寧に仕上げられた。現場に出ても料理の勉強を続けたい」と話した。