学級閉鎖になり、静まり返った惇明小の教室(京都府福知山市内記)=画像の一部を加工しています

学級閉鎖になり、静まり返った惇明小の教室(京都府福知山市内記)=画像の一部を加工しています

 京都府福知山市の小学校で9月に入り、インフルエンザの集団感染が相次いでいる。夏休みが明けてから2校で学年・学級閉鎖が発生しており、教育現場では長引く残暑の中で感染防止の対応に追われている。

 市内の小学校で本年度初のインフルエンザの発症が確認されたのは3日。庵我小(同市池部)で児童に発熱や頭痛の症状が認められ、6日までに2年生の5人が欠席した。同小では10日まで2年を学年閉鎖することにしたほか、校内での集団行事を控え、保護者に感染防止の注意を呼び掛けるなどした。

 さらに、惇明小(同市内記)でも16日、3年の1クラスで7人が欠席し、その後、9人がインフルエンザに感染していることが判明。このクラスでは18日まで学級閉鎖し、同小では22日に予定していた運動会を急きょ、28日に延期することに決めた。

 福知山市教育委員会によると、市内の小中学校でインフルエンザの流行が始まるのは例年は11月ごろからという。市教委の担当者は「どうしてこんな時期に発生したのか。夏休み中に旅行に行った子どもたちからウイルスが入り込んだのかもしれない。流行しなければいいが…」と戸惑いを隠しきれない様子で話す。

 京都府教育委員会などによると、府内で9月に入って以降、インフルエンザによる学年・学級閉鎖は、17日現在、福知山市の2校以外に、府南部の2小学校でも起きている。インフルエンザの感染防止について、福知山市教委は「外出後や食事前の手洗い、うがいを徹底し、食事と睡眠をしっかり取ること」と強調する。