新たに信号が設置された交差点を横断する児童たち(滋賀県野洲市市三宅・市三宅中央交差点)

新たに信号が設置された交差点を横断する児童たち(滋賀県野洲市市三宅・市三宅中央交差点)

 滋賀県野洲市で交通量が少なく必要性が低下した信号機が交通量の多い交差点へ移設され、このほど運用が始まった。滋賀県警は費用削減や円滑な交通のため、2017年度から信号機の移設を進めており、今回で県内4例目。

 湖南病院(同市八夫)北東角の「八夫東交差点」の歩行者用と自動車用の信号機各2組を、オムロン野洲事業所(同市市三宅)南西角の「市三宅中央交差点」に移した。

 市三宅中央交差点は交通量が多く、近くの北野小の通学路となっているため、以前から信号機設置の要望があった。守山署が昨年、通勤通学で交通量が多い平日午前7時10分から1時間行った交通量調査では、自動車やバイクの通行台数が計千台を超えた。

 一方、八夫東交差点では同様の調査で計約300台で、警察庁の指針にある「信号機の撤去の検討を要する場所」に該当。一時停止の規制を設け、道路をカラー舗装し停止線にライトを設置するなどの安全対策を施し、地元自治会の同意を得て撤去された。

 同署の伊吹貴也交通課長は「交通の少ない場所の信号はかえって信号無視などを誘発する危険性がある。撤去の際は十分安全対策をとることを前提に今後も移設を検討する」という。