独特の繊細な真っ赤な花を咲かせるヒガンバナ(京都府長岡京市内)

独特の繊細な真っ赤な花を咲かせるヒガンバナ(京都府長岡京市内)

 本格的な秋の訪れを告げるヒガンバナが、京都府乙訓地域の田のあぜなどで花を咲かせ始めた。刈り取りの進む黄金色の稲穂と競い合うように、真っ赤な花を咲かせ、秋風に揺れている。

 ヒガンバナは秋の彼岸(20~26日)に合わせて花を咲かせ、「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」の別名でも知られる。根に毒を持ち、モグラやネズミなどから荒らされないよう、あぜや墓地内に植えられたが、近年は発生地が減少しているよう。

 長岡京市内では数こそ少ないものの、田や畑のあぜなどの地面から30~50センチの細長い花茎(かけい)を真っすぐに伸ばしている。先端の薄い苞(ほう)が破れると数個の赤いつぼみが現れ、独特の繊細で美しい花を咲かせている。