発表会で「サイバーウィルエックス」を体験する参加者(東京都内)

発表会で「サイバーウィルエックス」を体験する参加者(東京都内)

 ITベンチャーのワントゥーテン(京都市下京区)は18日、VR(仮想現実)技術などを用いて車いすレースを疑似体験できる新製品「サイバーウィルエックス」を、東京都内で開かれた発表会で披露した。

 同社が2017年に開発した「サイバーウィル」の後継で、体験者は陸上競技用車いすに見立てた筐体(きょうたい)に乗り、VRゴーグルを装着して仮想空間でのレースを楽しむ。

 新製品は、競技用車いすの設計などを手がけるRDS(東京)と共同開発。駆動輪を回す「ハンドリム」に掛かる負荷を調整できるようにし、坂道での走行感覚を再現した。遠隔地の体験者と対戦もできる。

 発表会はRDSが主催。ワントゥーテンの澤邊芳明社長は「パラスポーツを一つのきっかけに社会を変えようというベンチャー企業の動きが多方面で出てきている。連携して盛り上げていきたい」と話した。