市内の事業者が一堂に会した「亀岡アグリツーリズム振興協議会」の設立総会(亀岡市安町・市役所)

市内の事業者が一堂に会した「亀岡アグリツーリズム振興協議会」の設立総会(亀岡市安町・市役所)

 農家宿泊や文化体験などでインバウンドの受け入れを目指す「亀岡アグリツーリズム振興協議会」の設立総会が18日、京都府亀岡市安町の同市役所であった。市内の事業者らが集い、地域が抱える観光の課題や、活性化に向けて始動する同会への期待について意見を交わした。

 府中部の「森の京都」が昨年12月、農水省から「農泊食文化海外発信地域」に認定されたことなどを受け、観光資源の活用を目的に設立。行政や観光事業者など40団体で構成、事務局を同市追分町の森の京都地域振興社(森の京都DMO)に置くと決めた。

 総会には菓子作りや陶芸体験施設、民泊経営者らが参加。「亀岡には外国人が好む日本の原風景がある」とする一方、「京都市と比べて客の滞在時間が短く、亀岡には駅に立ち寄る程度」との指摘が相次いだ。ガイド養成やまちあるきツアーの企画など事業者同士が連携し、幅広い地域に足を運んでもらう必要性を訴えた。

 府立京都スタジアム開業や、亀岡ゆかりの戦国武将・明智光秀が主人公の大河ドラマの放映を好機と捉え、来年の集客増に期待する声も多く上がった。