10月から買い物に出掛ける乗客にエコバッグを配布するタクシー。レジ袋削減を目指す(京都府亀岡市余部町)

10月から買い物に出掛ける乗客にエコバッグを配布するタクシー。レジ袋削減を目指す(京都府亀岡市余部町)

 京都府の丹波2市1町で運行する京都タクシーと、新京都タクシー(旧ヒラノタクシー)=ともに本社・京都府亀岡市余部町=は10月から、買い物に出掛ける際、バッグを忘れた乗客に対し、エコバッグの無料提供サービスを始める。全国でも珍しい取り組みといい、レジ袋削減に協力する。

 両社は計約60台のタクシーを保有し、亀岡市、南丹市、京丹波町、大阪府豊能町で営業する。7月、全国初のプラスチック製レジ袋提供禁止条例制定を目指す亀岡市と、プラごみ削減に向けた協定を締結。エコバッグを忘れた買い物客を支援するため、企画した。

 縦横30センチ大のエコバッグ約千枚を作成した。行き先にスーパーや商店街などを指定した乗客に対し、運転手が「エコバッグはお持ちですか」と声を掛け、持っていない客にバッグを手渡す仕組み。昨年末に市と市議会が表明した「プラスチックごみゼロ宣言」を紹介するチラシを同時に渡し、市の取り組みをPRする。亀岡市以外の客にも同様に提供していく。

 両社の川本恵三社長は「費用はかかったが、先進的な環境政策を目指す市の取り組みに全面協力したい。バッグを忘れたお客さまは気軽にお声掛けいただければ」と期待する。