訓練で犯人の乗り込んだ通船(左)を追い込んだ宮津海上保安署員ら=京都府宮津市の宮津湾

訓練で犯人の乗り込んだ通船(左)を追い込んだ宮津海上保安署員ら=京都府宮津市の宮津湾

 ラグビーのワールドカップ(W杯)や東京五輪を控え、京都府警宮津署などでつくる「宮津テロ対策ネットワーク」は19日、宮津港(宮津市鶴賀)一帯で合同訓練を行った。海上を逃走するテロリストの追跡や逮捕などで関係機関の連携を確認した。

 この日は16機関約50人が参加した。訓練は宮津港に入港した外航船にテロリスト2人が乗っていたと想定。うち1人は外航船と陸上を連絡する通船をシージャックした。宮津署の警備艇が通船の行く手をふさぎ、宮津海上保安署の巡視艇が岸壁近くに追い込んで乗り移った同保安署員が犯人を確保した。またもう1人は協力者の水上バイクで岸壁に上陸。宮津署員が犯人を確保したが、化学物質をまいて負傷者が出たため、宮津与謝消防署員が防護服を着て救出した。

 村山三鶴宮津署長は「今後もテロが絶対に起こらないよう、関係機関、団体の皆さんと連携を深めていきたい」と述べた。