「ニンテンドースイッチ ライト」を買い求める客(京都市下京区・ヨドバシカメラマルチメディア京都)

「ニンテンドースイッチ ライト」を買い求める客(京都市下京区・ヨドバシカメラマルチメディア京都)

 任天堂は20日、携帯専用の新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ ライト」を発売した。2017年3月に発売し、大ヒットした主力機「ニンテンドースイッチ」より一回り小さく、希望小売価格を1万円安く設定。新型機の投入で、シリーズの人気持続を図る。

 JR京都駅前の大型家電量販店「ヨドバシカメラマルチメディア京都」(京都市下京区)では、午前9時半の開店と同時に売り場に行列ができた。大津市の会社員男性(38)は、初めてスイッチシリーズを購入。「安いのが決め手。スマートフォンでゲームはしないので、通勤中などに楽しみたい」と話した。

 従来のスイッチはテレビにつないで据え置き型ゲーム機としても遊べるが、新型機はコントローラーと画面を一体化し、軽量で持ち運びやすい。税抜きの希望小売価格を1万9980円に抑え、2台目の購入など新たな需要も掘り起こす。

 スイッチのヒットで任天堂の業績はV字回復。今年6月までに累計3687万台を販売した。任天堂は19年度の販売目標を前年度より100万台多い1800万台とし、「ライト」の投入で販売を持ち上げる。

 一方、米アップルは日本時間の20日、人気スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の新機種発売に合わせ、月額600円の定額制ゲーム配信サービスを開始した。米グーグルも、11月に欧米でゲーム配信サービスを始める計画。ゲーム専用機とソフトの販売ビジネスを軸とする任天堂は、長年かけて開拓してきたゲーム市場を奪われかねず、試練となりそうだ。