ちまきなどが並んだ光秀御膳を試食する参加者たち(南丹市八木町)

ちまきなどが並んだ光秀御膳を試食する参加者たち(南丹市八木町)

 丹波2市1町の明智光秀に関する「京都丹波の明智光秀を聞く・食べる・見る会」が20日、京都府南丹市八木町の八光館であった。光秀の八木城攻略についての講演や「光秀御膳」の試食会があり、参加者は光秀と八木町とのえにしに思いをはせた。

 観光関係者などでつくる「京・来て観て丹波の会」が、光秀を主人公にしたNHK大河ドラマが来年放映されるのを前に、光秀と丹波のゆかりを体感してもらおうと企画、約40人が参加した。

 会場では光秀に関する著作がある作家宇田川敬介さんが八木城主だった内藤氏や八木町について講演。城下は室町時代の有力者の細川氏が寺院を開き、キリスト教徒の武将内藤如安がいたことから「丹波の文化の中心だった」と指摘した。

 元陸上自衛隊陸将の小川清史さんが自衛隊の経験を元に、光秀の八木城攻めを推測。小川さんは地形を分析して「堅固な城のため、火をつけて内藤軍を混乱させ、城を降りたところに攻撃を加えた」と想像した。

 講演後、参加者は、八光館が宇田川さんの監修で創作した「光秀御膳」を試食。城郭に見立てて料理が配置されたお膳に、光秀の好物とされるちまきや徳川家康が好きだったタイの刺し身などが並び、舌鼓を打っていた。八木城跡や京丹波町の玉雲寺なども視察した。