新型コロナウイルスの感染対策を徹底して再開した大丸京都店(19日午前11時2分、京都市下京区)

新型コロナウイルスの感染対策を徹底して再開した大丸京都店(19日午前11時2分、京都市下京区)

 新型コロナウイルスの影響で休業していた大丸京都店(京都市下京区)は19日、京都の百貨店ではいち早く約1カ月ぶりに全館営業を再開した。入り口には来店者の体温を自動で測るカメラを設置。午前11時に開店すると、マスク姿の買い物客が待ちわびたかのように入店していった。

 同店では、政府による緊急事態宣言発令後の4月15日から、食料品を扱う「デパ地下」のみ営業を続けていた。府の休業要請の段階的な緩和を踏まえ、全館の再開を決めた。この日は催事場などを除くフロア全体の7割が営業した。

 四条通側の入り口では、店員が来店客を出迎え、アルコール消毒の利用やマスクの着用を呼び掛けた。カメラで確認した客が発熱していたり、マスクを付けていなかったりしたら店員が声掛けをするという。レジには飛沫(ひまつ)感染防止のビニールシートを設け、混雑したら入店制限も行う。

 左京区の主婦(77)は「ネットで買い物をする世代ではないので、デパートが開いているのはうれしい」と笑顔を見せた。

 混雑を避けるため、全館営業は当面、平日のみで時間も午前11時~午後6時に短縮する。土・日曜、祝日は食品売り場も休み。

 四条通周辺では「東急ハンズ京都店」も19日から平日のみの短縮営業を再開した。