屋上に設置されたニホンミツバチの巣箱から蜂蜜を採集する様子を見守る参加者たち(京都市中京区役所)

屋上に設置されたニホンミツバチの巣箱から蜂蜜を採集する様子を見守る参加者たち(京都市中京区役所)

 屋上庭園でニホンミツバチを飼育する中京区役所で20日、採蜜見学会が開かれた。参加者約50人が興味津々の様子で作業を見守り、採れたての蜂蜜を味わった。

 同区は「まちなか緑化」を目的に、2011年度から市民ボランティア団体「京(みやこ)・みつばちの会」、京都先端科学大と連携して「京都みつばちガーデン推進プロジェクト」に取り組む。同会会員が毎年、木製の巣箱を設置し養蜂を行っている。

 参加者は複数の種類の花から蜜を集めるニホンミツバチの特徴や、糖度が80度もあるという蜂蜜の甘さの秘密について説明を聞いた。続いて、同会会員らが約1万3千匹のハチが入った巣箱から蜂蜜約4キロを収穫した。

 同会事務局長の西村勇さん(71)によると今夏の気温が高かった影響で、水分がとんで濃度が高くなり例年に比べておいしい蜂蜜ができたという。参加者は「苦みがなくて甘いのにあっさりしている」などと言い合いながら希少な蜂蜜を堪能していた。