本殿地下に湧き出る水で天と地を清める神職(京都市東山区・八坂神社)

本殿地下に湧き出る水で天と地を清める神職(京都市東山区・八坂神社)

 新型コロナウイルス感染の早期収束を祈る「祇園御霊会(ごりょうえ)」が20日、京都市東山区の八坂神社であった。邪気を払うおけら火をともした舞殿で神職が祝詞を唱え、本殿地下に湧き出る水で天地を清めた。

 4月8日に中京区の境外末社「又旅社」で行ったのに続く特別神事。平安時代の歴史書「日本三代実録」の中で、863(貞観5)年5月20日に初めて御霊会の記述が出てきたのにちなみ、この日に実施した。

 氏子組織「清々講社」の今西知夫幹事長や門川大作市長が参列。悪疫の退散を願う言葉を全員で読み上げた後、国の安泰を願う神楽舞の奉納もあった。終了後、八坂神社から市長に対して「コロナ対策支援金」として300万円の寄付金が手渡された。

 特別神事は6月14日に神泉苑(中京区)でも神仏習合の形で行われる。一般参拝は不可。